日淺優さんの個展です。若者の切ない心の叫びを感じます。
いつもそうですが、カラフルな色彩が印象的です。前と変わっています。
日淺さんが今回作品に寄せて詩を書いておられますので
ご紹介いたします。
water of rocks
「心は石(rock)のように
いつまでもそこに居座り続け
水(water)のように
潤い 乾き 流れることを繰り返す」
とがった 固い
怒りのような心もあれば
温かく柔らかい
優しさのような心もある
しかし、それらをただ
吐露するに留まらないように
形 色彩を
より良い方向に変えたくなる
(神秘的 調和している、という風に)
やがて
絵に心が追いついたなら
次の絵をまた描きたくなる
Masaru Hiasa